心理カウンセラー、セラピスト、コーチの方やそれらを目指す方にNLPをお勧めする理由 

コーチ・カウンセラーの方

心理カウンセラーやセラピスト、コーチを目指している方、またはすでに何らかの資格を取得しているけれどイマイチ使いこなしていない方にNLPは非常に有効です。

まず、カウンセリングとコーチングの違いを御覧ください。

カウンセリングとコーチングの違い
 

目的・特徴
カウンセリング
  • 問題解決=極端に言うとネガティブな問題
  • マイナスを0(ゼロ)に
  • 問題が一向に解決しない悪循環から抜け出す手伝いをする
  • 話してもらう
コーチング
  • 目標達成=極端に言うとポジティブな問題
  • 0(ゼロ)をプラスに
  • 自ら新しい行動をしてもらい、数値化された成果を確認する
  • 考えてもらう

 

プロセス
カウンセリング
  1. ラポールの構築
  2. 現状の確認
  3. 理想の明確化
  4. ギャップの明確化
  5. 行動計画
  6. 計画の確認
  7. フォロー
コーチング
  1. ラポールの構築
  2. 目標の明確化
  3. 現状の確認
  4. ギャップの明確化
  5. 行動計画
  6. 計画の確認
  7. フォロー

 

メリット
カウンセリング
  • 自分に起こった原因を理解するのに役立つ
  • 感情、感覚、感性を大事にし、受容し共感しながらコミュニケーションが取れる
  • 問題の原因を発見し癒やせる
コーチング
  • 問題の解決するための目標を明確にでき行動を起こせる

 

デメリット
カウンセリング
  • 原因にばかり目が向いて問題から抜け出せない
  • 原因があるから出来ないと決めつけやすい
コーチング
  • 問題が感情にあるときは上手く機能しない
  • 依頼人とコーチの間に共通のゴールがあって初めて成り立つ

このようにカウンセリングとコーチングは扱う領域やアプローチが異なります。

しかしながら人の悩みを解決する時に、カウンセリングが機能するのかコーチングが機能するのかは、話してみないとわかりません。

自分がカウンセリングのスキルしかない場合、本来、コーチングが機能する内容では手助けしたくても満足のいく結果になることは難しいでしょう。

またクライアントの状況が最初はカウンセリングが機能する内容であっても、徐々に問題が解決していき、ゴールを達成することが目標になった場合にはコーチングが必要となります。

つまり問題が解決できないで悩んでいる人を助けようとする場合、カウンセリングとコーチングの両方のスキルが必要になってくるのです。

NLPはカウンセリングとしてのスキルとコーチングとしてのスキルの両方が習得できる大変便利な資格です。

クライアントの状態をマイナスをゼロに、ゼロをプラスにする幅の広さがNLPの特徴と言えるでしょう。

NLPプラクティショナーで学習するスキルをカウンセリングとコーチングにわけると以下のようになります。

NLPのカウンセリングとコーチングとしてのスキル

NLPで身に付くスキル
カウンセリングとしてのスキル
  • ラポールの技術 信頼関係・安心感を築くテクニック
  • カウンセリングトーク ラポールを活かすカウンセリングの基本技術
  • 優れたコミュニケータモデル コミュニケーションの前提プロセス
  • キャリブレーション コミュニケーションにおける観察力/感覚の鋭敏性っを磨く
  • 表象システム 感覚器官の使い方、特徴を知る
  • アイ・アクセシング・キュー 視線解析で相手の思考を知る
  • パート 行動の意図を知る
  • ヴィジュアル・スカッシュ 葛藤を統合する
  • スイッシュ・パターン 脳を望ましい方向へ向かわせる
  • サブモダリティ 脳内の映像を編集する
  • アンカリング 意識と身体の状態を意図的につくる
  • アソシエイト/デソシエイト 映像の主役・観客の違いと活かし方
  • フォビア(恐怖症の対処) 恐怖症の対処のプロセス
  • シャドーイング 相手の気持ちを感じる
  • ミルトンモデル 相手の反発を招かずに届く言葉/無意識に届ける言語話術
  • メタモデル 効果的な質問/思いこみを取り外す言葉
  • トランス誘導 無意識を効果的に使う状態をつくる
  • メタファ 物語による学び、気づきを与える話術
  • リフレーミング 出来事に違う意味を見つけるコミュニケーション
コーチングとしてのスキル
  • ステート 感情、状態に気づく/非言語のなす意味は
  • 学習の四段階 学びの一連のステップ/成長する上で大切なことは
  • ニューロ・ロジカル・レベル 能力・行動の変化レベル/資質を活かすのに大切なことは
  • チェイニング・アンカー 望ましい状態に意識の活性化
  • ハートフルマインドゲーム NLPスキルを活用しての自己認識・概念に気づきをもたらすワーク
  • 感情のコントロール NLP各スキルを使っての活かし方/心理学理論をメタファとしての活かし方
  • タイムライン 脳内のタイムマシンの活用方法
  • チャンク 認知の範囲・分類を変える
  • アウトカムモデル 目標設定の前提
  • ウエル・フォームド・アウトカム 達成できるゴール設定の条件
  • メタアウトカム 実現したい価値、本当の目的は何か
  • NLPコーチング 目標設定の基本プロセス
  • ストラテジー 自分の行動に意識的になり変化させる
  • RESOLVEモデル 各NLPスキルで他者支援する統合モデル

以上、おわかり頂けたでしょうか。

もっと詳しく話を聞きたいという方はこちらよりお問い合わせください。

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